由利地域振興局/国道108号・小川地区のバイパス整備(8月31日)
=由利地域振興局=
次年度から路床盛土工などに着手
国道108号・小川地区のバイパス整備
由利地域振興局建設部(所管:県道路課)は、国道108号の小川地区(由利本荘市鳥海町小川地内)で計画しているバイパス整備に関し、3年度は路体盛土工を継続して進めるほか、路床盛土工にも着手する方針だ。また、同年度以降は区間内に架設する橋梁の上部工で予算要望も行う。今年度は、延長192.4m区間で畦畔盛土や一部路体盛土工などを行う工事がまもなく落札決定するほか、延長610.3m区間で畦畔盛土などを行う工事を来月9日に開札する。
計画は、国道108号の同地区内に架かる小川橋の前後が全幅6m(車道W5.5m)と狭く、直角カーブもあり危険なことから、同橋を迂回する形で延長890m、全幅9.5m(車道W6.5m)のバイパスを整備するもの。バイパス整備に伴い、新橋(L50m)の設置や取付道路230mの整備も行う。事業費は全体約7億8,000万円で、4年度の事業完了を目指している。
まもなく落札決定する工事のうち、延長192.4m区間では畦畔盛土工(50㎥)や路体盛土工(2,800㎥)などを行うほか、新橋のA1橋台工も実施。9月9日に開札する工事では、用地補償と並行しながら、延長610.3m区間で畦畔盛土工(210㎥)や取付道路工(L74.9m)を行うほか、新橋のA2橋台工も実施する。
今年度に実施する工事で畦畔盛土工は完了する見通しで、3年度は路体盛土工を継続して行うほか、同年度から路床盛土工へも着手したい考え。また、今年度の工事で新橋の下部工も完了することから、次年度以降は上部工の施工に向けた予算要望も行う。