県教育庁/金足農業・湯沢・栗田支援学校整備(7月30日)
=県教育庁=
基本・実施設計をプロポで公告
金足農業・湯沢・栗田支援学校整備
県教育庁総務課施設整備室は29日、金足農業高等学校、湯沢高等学校、栗田支援学校整備の基本・実施設計を条件付公募型プロポーザルで公告した。いずれも3者構成のJVが対象で、動線や教育活動に必要な機能、長寿命化などについて提案を求める。9月30日に金足農業、10月1日に残りの2校のヒアリングを実施し、委託候補者を決定する。工事費は金足農業が約71億5,600万円、湯沢が約56億4,100万円、栗田支援が約31億9,300万円。
金足農業高等学校(秋田市金足追分字海老穴102-4)では、校舎・管理棟(7,708㎡)、第二体育館・総合武道場(2,507㎡)、セミナーハウス(680㎡)、農業センシング管理棟(1,442㎡)など計14,349㎡を新築。既存の実験実習棟(2,523㎡)と第一体育館棟(1,600㎡)は改修して活用する。工事費は、既存施設解体(計11,390㎡)も含め約71億5,600万円を見込み、工期は5年度から10年度までを予定。
湯沢高等学校(湯沢市字新町27)では、校舎・管理棟(7,889㎡)、第二体育館・武道場(1,819㎡)など計10,127㎡を新築するほか、既存の第一体育館棟(2,227㎡)の外壁、屋根塗装を実施する。工事費は約56億4,100万円(既存施設解体〔計10,977㎡〕含む)。5年度から着工し、10年度の完了を目指す。
栗田支援学校(秋田市新屋栗田町10-10)は、小学部(校舎棟RC2F2,643㎡、体育館棟RC1F343㎡)、中・高等部(管理棟RC2F3,559㎡、作業棟RC1F1,157㎡、体育館棟RC1F708㎡)、寄宿舎棟(RC1F1,692㎡)などで構成され、同校の向かいにある旧秋田養護学校校舎を第二校舎(高等部職業学科棟RC1F1,578㎡)として使用している。
整備では、小学部校舎棟で長寿命化改修を行うほか、高等部職業学科棟を小学部棟隣接に移築する。また、中・高等部の管理棟・作業棟・体育館棟、寄宿舎棟の外壁・屋根・内装改修、小学部棟職員室(1,179㎡)と寄宿舎棟厨房(622㎡)の増築も計画している。工事費は約31億9,300万円(既存施設解体〔計9,759㎡〕含む)、工期は5年度から8年度まで。
【建て替えが行われる金足農業高校】