由利本荘市/東中学校区統合小の設計プロポ(12月29日)
=由利本荘市=
草階JVと3,839万円で契約
東中学校区統合小の設計プロポ
由利本荘市教育委員会は28日、指名プロポーザルを実施した本荘東中学校区統合小学校(石沢小、小友小、子吉小、尾崎小一部統合)の基本設計を草階・あいば・村上設計共同企業体と3,839万円(税込)で契約した。来年度は造成工事に着工するほか、実施設計を随意契約で委託し5年度にかけてまとめる。本体建設工事は6・7年度の2カ年で行い、8年4月の開校を目指す。
事業は石沢、小友、子吉、尾崎(一部)の4小学校を統合し、本荘東中学校近くに統合校を新設するもの。
建設地は薬師堂字一番堰の水田約4ha。市道松街道線を挟んで本荘東中の西側で、TDKや同市などが行う官民連携事業「一番堰地区まちづくりプロジェクト」の事業エリア南側にあたる。
新校は鉄筋コンクリート造、延べ床面積約8,800㎡を見込んでいる。階層については現時点未定で、委託した設計で詰める。基本設計の履行期限は来年10月29日。その後、実施設計の随意契約を基本設計の請負業者と締結し、11カ月程でまとめる。
現在は、建設地の農振除外手続き中で、許可が下り次第、用地買収に着手する。用地買収の進捗を見ながら、造成工事の発注事務を進める。早ければ年度末、遅くとも来年農繁期前までに造成工事を契約し、稲刈り後に本格化(砂入れ等)させる見通し。本体建設工事は6・7年度の2カ年で実施し、8年4月に開校する予定。