東北地方整備局湯沢河川国道事務所/雄物川上流の岩瀬湯野沢で4件一括審査(1月24日)
=東北地方整備局湯沢河川国道事務所=
雄物川上流の岩瀬湯野沢で4件一括審査
残りの2件も月内公告目指す
東北地方整備局湯沢河川国道事務所は21日、雄物川河川激甚災害対策特別緊急事業のうち大仙市の「岩瀬湯野沢地区」にあたる小平沢下流・上流各地区、岩瀬湯野沢下流・上流各地区の築堤護岸等工事を計4件、一括審査方式で公告した。2月24日に開札する予定。同地区では現在、樋門2基の工事が進められており、今後は、早ければ月内に岩瀬下流・上流各地区の築堤工事も公告される。これらの工事が終われば、岩瀬湯野沢地区の整備は概成することになる。
雄物川河川激甚災害対策特別緊急事業は、平成29年の豪雨で甚大な浸水被害を受けた雄物川で堤防整備などを行い、家屋浸水被害を解消するもの。岩瀬湯野沢地区では、全体延長1,300mの輪中堤(HWL)整備や護岸工が進められている。
小平沢下流地区は協和峰吉川で築堤盛土や鋼矢板、上流地区は正手沢~協和峰吉川で築堤盛土や鋼矢板、根固めブロック、岩瀬湯野沢下流地区は協和峰吉川~寺館で築堤盛土や平ブロック張り、擁壁護岸工、上流地区は協和下淀川~協和峰吉川で築堤盛土や鋼矢板、根固めブロックなどを施工。このうち小平沢下流と岩瀬湯野沢上流には中村芦沢地区、小平沢上流地区には正手沢地区、岩瀬湯野沢下流地区には大巻下流地区の河道掘削がそれぞれ含まれている。
【工事が進む岩瀬湯野沢地区】