Tianma Japan(株)/秋田市御所野の秋田工場倉庫建設(1月19日)
=Tianma Japan(株)=
設計施工者を3月上旬に決定
秋田市御所野の秋田工場倉庫建設
中小型液晶ディスプレイの開発・製造・販売を手がけるTianma Japan株式会社(神奈川県川崎市幸区鹿島田1-1-2、于德樹代表取締役執行役員社長)は、製品の量産化に伴い秋田市御所野の秋田工場駐車場に倉庫を建設する。設計施工業者の選定で数社に見積りを依頼中で、3月上旬に決定したい考え。当初計画していた鉄骨造平屋建て、床面積約2,000㎡よりも規模を拡大する予定。
同社は、新規事業として新たな設備を導入し、車載の液晶パネル(車のコンソール)の組み立て、FOPLP(半導体パッケージ)内の配線の製作を計画。工場内にある倉庫部分を使用してクリーンルームを拡張するため、不足となる倉庫を駐車場に建設する。
新倉庫には、新規事業で購入する部材や、製造した製品を一時保管する。当初は、生産数量に合わせ2期(1期約1,000㎡、2期1,000㎡)に分け着工する計画だったが、保管容量が不足する可能性があるため規模などを見直すことにした。現時点では規模を2,000㎡以上として数社に見積りを依頼中で、3月上旬頃に決定する予定。完成は、当初予定していた4年5月頃より2~3カ月ほど遅れる見通し。