(地独)市立秋田総合病院/旧病院解体・新病院屋外環境等整備(5月23日)
=(地独)市立秋田総合病院=
11億円で加藤建設JVが落札
旧病院解体・新病院屋外環境等整備
地方独立法人市立秋田総合病院は、旧病院解体と新病院の屋外環境整備等工事を開札、11億円で加藤建設・佐々木組・伊藤工業特定建設工事JVが落札した。旧病院解体では診療棟、病棟などを解体。屋外環境整備では平面駐車場やロータリーの舗装などを行うほか、駐輪場なども建設する。
新病院は医療棟(SRC免震構造13F27,540.75㎡)と医療支援棟(SRC耐震構造4F3,805.16㎡)で構成。設計・監理は久米・村田設計JV、病院施工は清水・佐々木・長谷駒・羽後・ヌノタニ建設工事JVが進めている。すでに供用済みの立体駐車場は中田・中山・粟野建設工事JVが施工した。
今回、落札が決まった旧病院解体・新病院屋外環境整備等工事は総合評価落札方式で今月19日に開札。解体工事では診療棟(RC4F・B1F・PH1F11,034.49㎡)、病棟(SRC8F・B1F・PH2F17,587.91㎡)、渡り廊下(S3F・B1F104.76㎡)のほか、新築工事のために整備した仮設の渡り廊下(S2F50.49㎡)を解体する。
屋外環境整備では、旧病院解体跡地の平面駐車場・ロータリー等舗装(駐車台数187台)や植栽、サイン整備を実施するほか、付属施設としてキャノピーや駐輪場(43.53㎡)、駐車場管制装置も整備。秋田市から借り受けている川元松丘街区公園を返還するため、一部の復旧整備も行う。
建設中の新病院は今年7月末までに完成予定。同月中から搬入を開始し、連絡通路の新設を経て今年10月1日に開院する。
【解体が行われる現在の市立秋田総合病院】