大館市/消防署北分署の移転新築(6月28日)
=大館市=
来月中旬に基本・実施設計を公告
消防署北分署の移転新築
大館市消防本部は、大館市消防署北分署(大館市釈迦内字稲荷山下264)の移転新築に関し、来月中旬に基本・実施設計を公告する予定。本体建設には5年度から着工し、6年度中の完成、7年4月の供用開始を目指す。6月補正予算では事業費4,766万6,000円を確保しており、基本・実施設計に約1,500万円、用地取得に約3,200万円を充てる。
現在の北分署は、昭和46年に建設された木造一部鉄骨造2階建て、延べ床面積454㎡の施設。新施設は、現施設から北東に300mほど離れた約2,600㎡の敷地(釈迦内字稲荷山下202ほか)に建設する。
工事では約600㎡の庁舎兼車庫棟や、訓練塔機能付きの倉庫棟(約600㎡)を建設、救急車や消防車を庁舎兼車庫棟に格納し、重機搬送車や水防用品、救助用品などは倉庫棟に配備する。用地測量は高橋測量、地質調査は鹿渡工業が担当した。
なお、既存施設については今後、解体を含めあり方を検討する。