横手市/横手体育館移転新築(7月1日)
=横手市=
体育館の設計プロポも山下JVを選定
来年8月10日まで実施
横手市大型公共施設整備室は、公募型プロポーザルを実施した横手体育館移転新築の基本・実施設計について、山下設計・都市整備・村田弘建築設計事務所JVを最優秀提案事業者に選定した。プロポには4JVが参加した。今月中旬頃に契約し、5年8月10日の履行期限でまとめる。なお、同じくプロポを実施した横手市民会館の設計についても、6月16日に山下設計JV(構成員:遠藤建築設計事務所、松橋設計)を最優秀提案者として選定している。
横手体育館(条里2-2-40)は、昭和53年に建設された鉄骨鉄筋コンクリート造平屋建て、床面積4,519.75㎡の施設。老朽化が進み旧耐震基準となっているほか、災害時の防災拠点としての機能を含めた施設への更新が求められている。
基本計画によると、◇市民が日常的にスポーツ活動や健康づくりに親しむことができる体育館 ◇様々な大会やイベントが開催されスポーツや文化の交流拠点となる体育館 ◇災害時の防災拠点となる体育館―をコンセプトとしている。
新施設の建設予定地は赤坂総合公園(赤坂富ケ沢)の第3駐車場。延べ床面積は12,000㎡を想定しており、バスケットボールコート3面を設置できるメインアリーナ(約2,900㎡)や、同コート1面を設置できるサブアリーナ(約1,000㎡)、トレーニングコート、エントランスホールなどを設ける予定。メインアリーナには3,500~5,000席の観客席を設置する。
現時点での工事費は65億円以内(駐車場除く、外構含む上限額、税込)。5年度から着工し、7年度の完成、8年度のオープンを目指す。
【建て替えが行われる横手体育館】